2022年度 一級建築士 定期講習

 私たち建築士は、3年に一度の定期講習が義務付けられています。先日は、その受講日でした。

 今年度よりWeb講習+Web考査でも良いことになり、早速利用しました。実感としては、良いことずくめではないかと思いました。

  • 業務の合間に少しずつ受けられるので、日程調整が容易
  • 全国一律に同じ講義が受けられるので、品質が安定する
  • 一度動画を撮影すれば年度中使え、講習会場を借りるコストが不要(これは主催者のメリットです)

 新型コロナウイルスにより生まれた未曾有の事態が、リモート化を進める契機となりました。現在のところ感染は減少傾向の模様ですが、『必要な場所に必要なIT投資をする』という社会の流れはこれからも維持していくべきでしょう。

 なお、一級建築士の更に上位(専門的というべきか?)の資格となる、構造設計一級建築士設備設計一級建築士は、一級建築士の定期講習とは別に、それ専用の講習を3年ごとに受ける義務があります。これらは保有者が少ない資格なので、広島や大阪などの大都市圏でのみ、講習が開かれていました。問題は、これがWebでできるようになると、改善と言えるのかどうかですが・・・

 都会に行く用事が一つ減るので、残念ということになるのかもしれません。出張も、たまの気晴らしになるのです。フルリモート化も、考えものですね。

2022年6月8日 | カテゴリー : 仕事 | 投稿者 : Koh Hokimoto