2.保木本設計の特徴

1.その家族・その場所だけの住まいづくり

①制約のない、自由な設計

  • 間取りや空間づくりの制約はありません。
  • 木造を基本としていますが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造、あるいはそれらを混合した住まいづくりも可能です。
  • 自然素材を中心に、住まい手の好みに合わせて様々な材料を用いて設計します。

 設計事務所で住まいづくりをする最大のメリットは、設計の自由度が高いことです。そのため、住まい手の要望に対して、柔軟な対応や細かな配慮が可能となります。

 せっかく住まいづくりをするのですから、住まい手の皆様は制約に縛られることなく、理想の暮らしを思い描いていただきたいと思います。新しい住まいでは、今までできなかったことができ、良好な住環境も実現する。設計事務所の住まいづくりには、それができるだけのポテンシャルがあるのです。

②住まいは、家族の暮らしから考える

 住まいは、家族の暮らしから考えるものだと思います。家族ごとに異なる団らんの形があって、その家族に似合った住まいの形があるはずです。

 マンションや量産型の住宅は、より多くの方に売れる必要がありますから、ベーシックな作りとなっています。住宅はそれでも十分だという方もいらっしゃいます。しかし、知らず知らずのうちに『住まいに暮らしを合わせている』ことになっている方もいるのではないでしょうか?

 注文住宅を建てるからには、『実現したい暮らしのために、どのような住まいを作るか』という観点で考えるべきだと思います。保木本設計では、自由度の高い設計により、その住まい手だけのオリジナルな住まいを実現するお手伝いをさせていただけます。

③その場所でしかできない住まいづくり

 家族によって暮らし方が異なるように、敷地にも一つとして同じ場所はありません。ある場所では秀逸な住宅でも、場所が違えば住み心地が異なり、その特徴が全く活かされないこともあります。

 したがって、間取りや工法・材料は、敷地の条件に合わせて最適なものを設計するべきです。保木本設計では、敷地固有の特徴を自由な設計で活かし、その場所でしかできない住まいづくりが可能です。

 建売やハウスメーカーの住宅が建たない狭い敷地・変形した敷地も、私たちであればその場所でしか得られない魅力を引き出せる可能性があります。

④設計事務所とハウスメーカーの違い?

 ハウスメーカーでは、品質の均一化や安定的な材料調達のために予め決められた標準的な工法・仕様があり、間取りや空間づくりはその上で成り立っています。

 そのやり方には良い点もたくさんあるのですが、各々の住まい手の暮らしより、住宅の売り方・作り方が優先されている点が、設計事務所とは決定的に違います。

 また、ハウスメーカーでは、建築の専門家ではない営業マンが設計プランを作ったりする話も耳にします。同じ注文住宅といっても、設計事務所とハウスメーカーの住まいづくりの理念は対極にあると言えます。

 これから住まいづくりをされる皆様におかれましては、どのような方法が良いか、よくご検討をいただきたいと思います。

2.専門家と一緒に、丁寧な住まいづくり

①最初から最後まで一級建築士がお手伝い

  • 最初から一級建築士に直接相談でき、プラン提案も受けられます。
  • 専門的な知識とアイデアで、末永く愛着を持って住んでいただける、クオリティの高い住まいを提案できます。
  • 設計から工事まで一貫してフォローしますので、いつでも気軽に相談しながら住まいづくりができます。
  • 厳密な工事監理により、間違いや手抜き工事を防ぎ、住まいの品質が確保されます。

  保木本設計では、最初のご相談からお引き渡しまで、建築の専門家である『一級建築士』が、住まいづくりをトータルにお手伝いします。安心してお任せください。

②住まい手との一期一会を大切にしています

 住まいづくりにおいては、住まい手と設計者の相性が極めて重要です。すなわち、住まい手が設計者に気軽に相談でき、設計者が住まい手に素直な意見を言える関係性です。

 住まいづくりは、私たちから強引に誘導するものではなく、住まい手からの信頼をいただいてスタートするべきものだと考えています。そのため、当社では営業ノルマなどは設けておらず、ご来社いただいた場合でもアドバイスはさせていただきますが、契約を急かすような勧誘行為は一切していません。

 私たちのコンセプトに興味を持っていただける方との出会いを大切にし、丁寧に住まいづくりをお手伝いしたいと考えています。

③時間をかけて、じっくりと住まいづくり

 住まいは、買うものや選ぶものではなく、『一緒に考えて作るもの』だと思います。保木本設計では、住まい手の皆様が十分に納得できるまで打合せ&調整を繰り返し、少しずつ理想の形に近づけていく設計スタイルとしています。

 したがって、必然的に試行錯誤や打合せの回数が増え、住まいの完成までにはそれなりの時間がかかります。お急ぎのお客様におかれましては、お待ちいただくこともあると思います。しかし、完成後の暮らしにご満足いただくためには必要な時間だと考えています。

 設計の進め方については、「住まいづくりの流れと費用」のページを参照ください。

3.適正価格の住まいづくり

 『限りある予算を、できるだけ効果的に使いたい』

 住まい手の皆様も、同じようにお考えのことと思います。敷居が高いと思われがちな設計事務所ですが、コストパフォーマンスの高い住まいづくりの仕組みがあることを、是非知っていただきたいと思います。

①経費を抑え、住まいに予算配分

 保木本設計と大手住宅メーカー等は、どちらも注文住宅を作っていますが、提供しているサービスが大きく異なります。それに伴い、お客様の予算配分にも大きな差が生じていることをご存じでしょうか?

CASE1 大手住宅メーカーの場合
  • 豪華なモデルハウスあり
  • 営業スタッフが多数所属
  • 人気タレントを起用したCM
 圧倒的な知名度、手厚いサービスにより安心感が得られます。一方で、それらにかかる多額の経費は、契約したお客様が負担することになります。
CASE2 保木本設計の場合
  • モデルハウスはありません
    ⇒過去の設計事例を駆使して設計を進めます。完成見学会を行う際は是非お越しください。
  • 営業スタッフがいません
    ⇒私たち建築士が対応します。
  • CMは放送していません
    ⇒ホームページやSNSをご覧ください。
 大手のようなサービスは提供できませんが、小規模な事務所ならではの小回りの利いた配慮が可能です。そして、最小限の経費負担でコストパフォーマンスの高い住まいづくりができます。頂戴する設計費の大半は私たち建築士の人件費です。


 それぞれに一長一短がありますが、大手住宅メーカー等では実質的な予算が少ないのに対して、保木本設計ではご予算を純粋に住まいづくりに注いでいただけます。

 同じ予算をかけるならば、私たちの方がよりコストパフォーマンスが高く、ご要望に沿った住まいづくりが可能です。

②コスト調整の自由度が高い

 設計の自由度が高いということは、コスト調整の自由度も高いということです。設計事務所の住まいづくりでは、住まい手のご要望に沿いながらも、限りあるご予算を効果的に活用することができます。

 私たちは、建売のローコスト住宅のように低価格のみを追及することはできませんが、適正価格を追及することは普段から行っています。

 大手住宅メーカーや地域工務店等と比較しても、同等以下のご予算で住まいづくりをお手伝いさせていただくことは十分に可能です。

POINT1 3段階の仕様調整
 保木本設計では3段階の仕様調整を行い、設計内容にフィードバックします。

①設計プラン作成時
②実施設計時
③工事契約時

 目標予算を定めて、段階ごとに仕様を少しずつ調整していきます。住宅商品のグレードを下げたり、オプション商品を取りやめるといった極端な選択だけを迫ることはありません。ご要望に沿いながら柔軟に予算に合わせた住まいづくりができます。
POINT2 詳細図面と見積
 私たちが一つの住宅で作成する設計図面は、数十枚に及びます。住まいの細部まで仕様が明確になり、信頼性の高い見積ができるようになります。

 同じ設計図面で複数の工務店に見積を依頼することで、適正な価格を引き出すといったことも可能です。

 なお、異なるハウスメーカー同士の金額を比較される方もいらっしゃいますが、本来は同じ図面(同じ仕様と条件)で見積しないと正しい比較にはなりません。
POINT3 見積の査定
 私たち建築積算士が、住まい手の皆様に代わって見積の正当性を査定します。

 工事契約前に専門家のチェックが入ることで、抜けや漏れをチェックでき、見積の信頼性が上がります。また、工事中の予期せぬ追加変更も少なくなることが期待できます。